アメリカで起きている素敵なムーブメント#clearthelist をご存知ですか?
(日本のニュースサイトではまだ見かけていないのですが)
なんと見知らぬ人が 教師に物資を贈る動き がアメリカで起きているのです!
と言ってもいきなり贈るのではなく、学校の教師がアマゾンで作った「ほしい物リスト」(Amazon wish list) にクラスで必要な文房具や絵本などをリストアップし #clearthelist #clearthelists #supportateacher などのハッシュタグとともにSNSにアップ。すると親切な誰かがリストの中にあったものをカートに入れて購入してくれます。するとそのリストをアップした教員の元にクラスで必要な物がどんどん届けられていくシステム!

(クラウドファンディングgofundmeのサイトのスクリーンショット)
募金をする上記のようなサイトも登場。コメントを載せている教師たちは自分のアマゾンほしい物リストのリンクを添付しています。
アメリカでは、財源がなくなるとすぐ教育費がカットされることが多く、教育熱心な先生は仕方なく自腹を切って教材を揃えたりしているのです。(トランプの今年度予算ではアメリカ教育省は71億ドルのカットを要求と某記事で読みました)ハリウッドセレブや有名ユーチューバーも募金をして、困窮している先生たちのリストに書かれている物品がどんどん購入されていき、各地で嬉しい悲鳴が上がっています。
このニュースを見たとき、日本での
絵本を買えない保育園の窮状を訴えた保育士のツイッター
を思い出しました。「自腹で購入した絵本を見てください」と訴える投稿に「私もです」など同業者たちからの反響も大きくて、その投稿がきっかけとなって全国の保育園に絵本1万冊の無償支援に乗り出す古本屋さんが登場しました!
いいですね。世の中捨てたもんじゃない!と思えますよね!!こういった時にみんなが絵本で助け合い支援するという流れも最高に素敵です。
ちなみにアメリカでは、結婚式や赤ちゃんが生まれた時に必要な物のプレゼントリストを友達に公開し買ってもらうgift registery(ギフトレジストリー)という文化が当たり前のように存在しているので、浸透しやすいのかもしれませんね。今後日本でも困っている学校や保育園の先生がリストを公開して、その中から買ってあげたい、生徒さんを助けたいと思える動きが起きるといいですよね。。。