毎年楽しみにしている日がやってきました!
第90回アカデミー賞!昔はお友達と投票用紙に書き込んで歓声をあげながらの鑑賞会をしていたほど好きな授賞式。日本だと時差の関係で月曜日の午前中になるのでイベントとしては難しいのですが、またいつかお友達と開催できる日を夢見ています。
さてアカデミー賞は特に、アメリカの今が伝わる、温度がわかる大事な瞬間。中継を見てから今度はHollywoodReporterなどのニュースサイトでダイジェストシーンが公開されるので、ワチャワチャして聞き取りづらかったシーンなどチェックしてしまいます。ファッションチェックも含め、いやぁこれが本当に楽しくて止まらなくなります。
どの作品が作品賞を獲るのか注目されていましたが、現在公開中の「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞!モンスター映画がオスカーを!あと追悼シーンで初代ゴジラの中に入っていたスーツアクターの中島春雄さんの名前があり、時代が変わってきている瞬間を目撃したようで嬉しくなりました。
「シェイプ・オブ・ウォーター」を観ましたが、えぇ作品でした。。「スリービルボード」は役者が皆光り輝く内容。勿論素晴らしかったのですが、「シェイプ・オブ・ウォーター」の方が世界観と音楽と展開が個人的に好みでした。(このストーリーの絵本が欲しい!)主演のサリー・ホーキンスといえば「ブルージャスミン」でケイト・ブランシェットの妹役を好演。演技が上手くてかなり脳裏に焼き付いていましたが、この作品ではまた違う魅力を醸し出していて、ぐいぐい引き込まれました。

ちなみに、、、アカデミー賞の司会ジミー・キンメルには去年4月に生まれた赤ちゃんがいるのですが、心臓が悪いのです。2度目の心臓手術の時は自身が司会の番組のお休みも取りました。赤ちゃんのビリーと一緒にテレビに出演した時、キョトンとしている赤ちゃんと泣いてるジミー。「パパがテレビで泣いて、ビリーは泣いてないなんて」と泣きながら話していました。そんなジミーの司会はどうなるのかと思いきや、マット・デイモンいじりも健在でしたし、楽しいMCにホッとしました。。。

主演女優賞のフランシス・マクドーマンドのスピーチの中で出てきたinclusion riderというのが「?」でして、、、アメリカのニュースサイトでも同じように感じた人が多く記事がいくつも上がっていました。どうやら、役者が映画の契約をする際スタッフの中に女性や人種的に立場の弱い人々をある程度の割合で含めることを求める項目の事だそう。こんな条項が存在するんですね。
あと、アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「イカロス」はかなり面白かったです!netflixで見られると町山さんに教えてもらい早速チェックしましたが、これも絶対見るべき作品!

あと脚本賞を受賞した「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール!!びっくりだけど納得。近年観た映画の中でびっくらこいたものの一つですから。
